MacBook Pro タッチバーはなくていいんだけど
仕事でMacBook Pro 13インチ Touch Barモデルを使っています.
使い始めて約2週間経ちました.
ざっくり使用した感じとしては,ちょいちょい使いにくいです.
使用環境
これまで使っていたMacBook Pro:(前のmac)
- MacBook Pro 13インチ, Retina, Eary 2015
- CPU intel Core i7 (3.1GHzデュアルコア)
- メモリ 16GB
- ストレージ 1TBフラッシュストレージ
- 重さ 1.58kg
あちこち持ち運びながら使うので重さ的に限界の13インチ,仕事で使うので,できるだけスペックを高めにしています.
新しいMacBook Pro:(新しいmac)
- MacBook Pro 13インチ Touch Bar搭載,Four Thunderbolt 3 Ports, 2018
- CPU intel Core i7 (2.7GHzクアッドコア)
- メモリ 16GB
- ストレージ 1TB SSD
- 重さ 1.37kg
Touch Barはいらないのですが,第8世代Core i7でクアッドコア,USB-Cポートの数が多い,ということで,こちらのモデルにしました.ストレージも最高の2TBにできればよかったのですが高すぎるので現状維持の1TBです.
新しいMacBook Proの良い点
良い点だなと感じたことから書きます.
- Touch Bar搭載モデルの場合,Tocuh ID センサーによる指紋認証がついているのでログインが楽です.
- 前のmacよりも速くなった.
- 前のmacより本体が軽くなって持ち運びの負担が少し減りました.
指紋認証はなんだかんだで楽です.ときどきパスワードも聞かれるので,まさか忘れることもないでしょう.良いと思います.
当然のことでしょうが,処理速度が速くなったので,同じソフトウェアを使っていても前より軽快です.特にFusionを使ってWindowsを動かすこともちょこちょこあるので,クアッドコアが生きてくれれば嬉しいなと期待しています.
本体が前のmacより200gほど軽くなりました.200gは些細な数字のようですが,実際に比べてみるとだいぶ軽いなと思える程度の差にはなっています.出張が少し楽になります.
新しいMacBook Proの良くない点
良くない点を書きます.
- Touch Barがじゃまなものにしか感じられません.
- 前のmacよりも,キーとキーの間隔が狭くなって,打ち間違えが多くなりました.
- USB-Cの一点張りはまだまだ厳しい.
- 電源コード類は別に軽くなっていなかった.
さよならTouch Bar
キーボードの数字キーを押す時に指が少しはみ出すとTouch Barに触れるらしく,用がないのに反応されて困ります.突然,画面の明るさを調整するメニューが出たり,スピーカーがオンになったり(普段はオフにしている)...
そこで,以下の方法でTouch Barをほぼ無効にしました.
良く使うアプリケーションごとに「表示」→「Touch Barをカスタマイズ」を選ぶ.
標準でTouch Barに表示されている項目をすべて削除し,Touch Barには何も現れないようにする.
(*これはmacの画面ですが,Touch Barに表示されている項目をマウスでぐぐっとこちらに持ってきてしまえば,Touch Barから項目を削除できます)
Touch Barを無効にすることはできないようですし,左端に表示されるESCキーは表示したいので,こんな不毛な感じの設定にしています.
大抵のアプリケーションではTouch Barのカスタマイズが選べるのでなんとかなります.最初は面倒ですが,他に良い方法もなさそうなのでしかたありません.
キーの打ち間違えが増えた
機種が変わるとどうしてもキーボードの物理的な変化はつきものだと思って諦めます.新しいキーに慣れて指運びを適応させるしかないと思います.
ただ,MacBook Proは前の前から6年間,ほぼ同じキー間隔の機種を使っていたので,今回の変更に慣れるにはまだまだ時間がかかりそうです.
USB-Cのみじゃなきゃだめだったんですかね
USB-Cの優れていることはまあ理解できます.ただ,標準でUSB-Cしか繋がらないというのは,既存ユーザとしてはなかなかつらいものがあります.変換コネクタをいくつか買わないといけなかったのと,コネクタをわざわざ持ち歩くのも面倒です.
少なくとも電源コードはMagSafe2の方が絶対良いと思うのですがね.
また,電源アダプタは軽くなっているのかと勘違いしていたのですが,重いままでした.だったらなおさらMagSafeでいいじゃんと思うのですが,もう戻らないでしょうね.