そこそこ楽しい海外旅行

そこそこ楽しい海外旅行と,だいたい楽しいディズニーの話

東京ディズニーリゾートについて勉強する? 本をいくつか

東京(だけでないけど)ディズニーリゾートがどんな風に作られたのか,興味がわいたら読むとよい本.

 

まずは,能登路雅子さんの新書

ディズニーランドという聖地 (岩波新書)

ディズニーランドという聖地 (岩波新書)

カリフォルニア(アナハイム)のディズニーランドでの話が中心です.アメリカ人にとってディズニーがどういう物なのか,文化的な考察がテーマだと思いますが,読み物としても,著者が,東京ディズニーランドの立ちあげにも関与しているので,面白く読めます.

 

加賀見俊夫さんの書,

海を超える想像力―東京ディズニーリゾート誕生の物語 (ディズニーストーリーブック)

海を超える想像力―東京ディズニーリゾート誕生の物語 (ディズニーストーリーブック)

東京ディズニーリゾートを運営する「オリエンタルランド」の社長だった人で,東京ディズニーランド東京ディズニーシーと立ち上げて→東京ディズニーリゾートへと発展させた人が書いた本なので,面白いです.

 

なんか絶版が多いなぁ.

TDL(東京ディズニーランド)大成功の真相―ディズニーランド日本上陸記

TDL(東京ディズニーランド)大成功の真相―ディズニーランド日本上陸記

 ディズニーランドを東京に作っている最中,計画から実行までの話題が中心です.著者は実際にプロジェクトに携わっていたので,結構具体的に書かれています.ただ本のテーマは,アメリカと日本の商習慣の違いからくる誤解や,日米の文化摩擦を乗り越えて,次第に異文化理解へと発展していってお互いの関係が良くなっていく様子が描かれていて面白いです.

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!

3人のプロデューサーの話ですが,三井と三菱がディズニーランド招致で争った話や,三井側のプレゼンテーションを請け負った堀貞一郎さんの話など,非常に面白い話が書かれています.